【視察報告】日本最大級のCCRC「スマートコミュニティ稲毛」は健康寿命を延ばす街でした!
日本最大級のCCRC
「スマートコミュニティ稲毛」は、高齢者が元気なうちから移り住み、趣味や交流を楽しみながら暮らす、アメリカ発「CCRC(Continuing Care Retirement Community)」の考え方を取り入れた日本最大級のシニア向けコミュニティです。2010年にスタートしました。
分譲マンションの「スマートヴィレッジ稲毛」(現在7棟)と、1000人以上が過ごせる「クラブハウス」、東京ドームより広い「スマートコミュニティグラウンド」(約7万㎡)で構成される、文字通りの「アクティブシニアタウン」です。
平均年齢78歳、単身者が約75%
JR総武線稲毛駅からはバスで約18分。距離は少しあるものの、駅や近隣のショッピングセンターをめぐる専用のシャトルバスもあり、外出の足も確保されています。マイカー保有率も約3割だそう。また、総合病院が比較的近く、送迎バスがあるのも安心感につながっています。
入会条件は、原則50歳以上で、自立した日常生活を送れることなどが求められます。資産状況や人物なども入居審査の対象となっているそうです。
居住者のプロファイルを整理すると、50歳~97歳までいて、平均年齢は約78歳。単身者が約75%で、男女比は男性約42%、女性約58%。東京近郊に住んでいた元会社員の方などが多いようです。それまで住んでいた家を売却して移住してきた人が約半数だそうです。
コミュニティ施設もグラウンドも広大!
何といっても驚かされるのが、コミュニティ施設の圧倒的な規模です。クラブハウスの総面積は約3万㎡。食事スペースのほか、フィットネス施設、ダンスホール、音楽スタジオ、カラオケルーム、アトリエ、陶芸工房、麻雀ルーム、卓球、シミュレーションゴルフ、ビリヤードテーブルなど、多彩な設備がそろっています。蔵書も約2.5万冊あるそうです。グラウンドには、テニスコート4面とゴルフ練習場、ジョギングコースなどがあります。
ここでの暮らしは、いわば大人の学校やクラブ活動のようなものかもしれません。さまざまな趣味や活動を通じて、自然と人とのつながりが生まれる仕組みです。仕事を引退すると社会との接点が減りがちですが、こうした環境なら新しい趣味や仲間を見つけやすそうです。
食事も特徴の1つです。クラブハウスには食事を楽しめるスペースがあり、15種類のメニューから選べる仕組みになっています。しかも、メニューは日々一部が変更になります。毎日の食事作りから解放されるだけでなく、栄養バランスが取れたおいしい食事を楽しむことができます。また、住民同士の交流の機会にもなります。